アーシング抗炎症効果についての論文(7)疼痛および免疫反応への影響

今お仕事でペアを組んでる相方さんは、仕事が早くて超正確なだけでなく、心身ともに美しい姿勢の人。‌

 

それでいてとても謙虚な方なので、共に過ごせば過ごすほどその魅力にひれ伏している私ですが、先日はお仕事合間の雑談の中で、ゴルフボールでの足裏ほぐし足指グーパー、オリンピック鑑賞しながら手指足指の握手など、彼女が日ごろから心がけて行っていることを聞いて驚きました。だってそれって私が変形性股関節症のリハビリで、ついこの間PT先生から教わったり、ヨガクラスでママ友インストラクターから教わったことと全く同じだったから(そのブログはこちら)。

 

おまけに彼女、足指のグーの感じは、歩く時に地面を掴む動作で日常的に取り入れていると言うんだよね。「いかにお金をかけずに日常生活に運動を取り入れるか?」を常に考えているという彼女、お仕事をコンスタントに続けながら趣味の太極拳もこなし、休日にはひとりで登山に行ったりもしている。登山や太極拳は変形性股関節症の私には無理ですが、そっか私も職場の自席からトイレまで足指意識しながら歩いたり、オリンピック見ながらゴルフボールで足裏ほぐしたり出来るんだって改めて思った。美しい心身は一日にして成らず。彼女を見てるとそのことを実感し、自分も精進しなきゃ~という気持ちになります。ありがたいことですm(__)m

 

さてさて、アーシングの抗炎症論文ですが、今日は遅発性筋肉痛の部分をご紹介します。被験者の方々には敢えて慣れない運動で軽く筋損傷していただいた後、アーシングした群としていない群に分けて疼痛レベルや血液成分の変化の差を見ます。この実験でも使用されたグッズはアーシングパッチアーシングシーツであり、その二つのグッズによるアーシングによって、筋損傷からの回復が早まっていることが数値で示されます。(アーシングパッチについてはこちらから。アーシングシーツについてはこちらから。)

 

疼痛及び免疫反応への影響

疼痛と免疫反応に対するアーシングの効果についての試験的な研究では、遅発性筋肉痛(DOMS)が取り上げられました。DOMSとは、激しくて不慣れな運動の後に数時間から数日間出現する筋肉の痛みおよび硬直のことで、運動およびスポーツ生理学者による研究モデルとして広く使用されています。DOMSの痛みは遠心性筋収縮によって生じた一時的な筋損傷によって引き起こされます。ダンベルを上げる時のように筋肉が短縮するときに起こる筋収縮を求心性収縮といい、ダンベルを下げる時のように筋肉が伸展する時の筋収縮を遠心性収縮と言います。

 

8人の健康な被験者が、馴染みのない、腓腹筋に痛みを起こすような遠心性筋収縮による運動を行いました。被験者らは、肩にバーベルを乗せ、足部を2インチ×4インチ四方の木の板の上に乗せた状態で、つま先上げ運動を20回×2セット行いました。

 

すべての被験者は毎日同時刻に標準的な食事を食べ、三日間同じ睡眠サイクルを保持しました。毎日午後5時40分に、被験者のうちの4人は、通電性のアーシングパッチを腓腹筋と足裏に装着しました。被験者は図4にあるようなアーシングシステムの中で休息や睡眠を取りました。

(図4)

 

彼らはトイレと食事に行く以外の時間はすべてアーシングシーツの上で過ごしました。対象群として、他の4人の被験者は、アーシングパッチとアーシングシーツが、実際にはアーシング(接地)されていないこと以外は、アーシングされている4人と同じ生活を保持しました。以下にあげる、痛みのレベル、磁気共鳴画像法、分光法、リンパ液と唾液中のコルチゾール、血液および酵素化学、血球数などの計測値は、運動前、1日後、2日後、3日後に取られたものです。

 

疼痛は2つの方法でモニターされました。主観的な方法としては、視覚的なアナログスケールを午前と午後に記録しました。午後には右の腓腹筋に血圧測定用バンドが取り付けられ、急激な不快感を感知するところまで膨らませました。疼痛は許容できる最大の圧力という観点から記録されました。アーシングされた方の被験者たちは、アナログの疼痛スケール(図5)においても、血圧測定バンドによる高い圧力に耐える能力(図6)においても、(対象群と比べて)疼痛の感じ方は少ないものでした。

 

(図5) 午後における視覚的な疼痛スケールレポートの変化

 

(図6) 血圧測定用バンドを使った疼痛レベルの変化(午後)

 

DOMS接地研究報告書には損傷後に予想される血液化学物質および形成要素の内容変化(赤血球、白血球、血小板)に関する文献の要約が記載されています。免疫システムは病原体や組織の損傷を検知し、該当領域に好中球やリンパ球を送る炎症カスケードを開始することによって反応します。予想通り、アーシングされていない被験者(対照被験者)においては、白血球の数が増加しました。アーシングされた被験者においては、受傷後、着実に白血球数が減少して行きました。

 

(図7)テスト前後における、それぞれのグループの白血球数の変化

 

過去の研究は受傷後の好中球の増加を示唆して来ました。このことはアーシングされている被験者、されていない被験者共に起こりました。(図8)ただし好中球の数はアーシングされている被験者においては常に低い値で推移しました。

 

(図8)テスト前後における、それぞれのグループの好中球数の変化

好中球の数が増えるに従い、リンパ球は減る、と予想されます。17.-19.DOMS(遅発性筋肉痛)試験において、アーシングされた被験者のリンパ球の数は常に、アーシングされていない被験者のリンパ球の数を下回りました。(図9)

 

(図9)テスト前後における、それぞれのグループのリンパ球の数

 

通常の場合、好中球は損傷した細胞を破壊し、回復過程を調整するためにサイトカインネットワークを通じて信号を送って損傷領域に迅速に侵入します。好中球による活性酸素種(ROS:Reactive Oxygen Species)と活性窒素種(Reactive Nitrogen Species)は「酸化バースト」と呼ばれます。活性酸素種(ROS)は組織の再生を助けるために病原体や細胞の破片を掃除してくれる一方で、修復が必要な部分に隣接する健康な細胞にもダメージを与えてしまいます。これがいわゆる「巻き添え損傷」です。アーシングされた被験者には好中球とリンパ球の循環が少ないという事実は、大もとの損傷がより迅速に解消され、巻き添え損傷が減り、その結果回復過程が加速したことを示唆するものです。このことは、例えば図1や2に記されたような激しい怪我の後で起こる炎症の基本的な兆候(発赤、熱、腫れ、痛み、機能喪失)や、図3に記されたような慢性的炎症の迅速な減少を説明しています。

 

出典)アーシング(グラウンディング)の炎症、免疫反応、創傷治癒への効果および慢性的炎症、自己免疫疾患の予防と治療について“The effects of grounding(earthing)on inflammation, the immune response,wound healing, and prevention and treatment of chronic inflammatory and autoimmune diseses” 全文和訳はこちら

Journal of Inflammation Research 2015:8 83-96

著者)Oshman JL(Nature’s Own Research Association), Chevalier G (カリフォルニア大学アーバイン校、発達細胞生物学), Brown R(オレゴン大学ユージン校,人間生理学 )

DOI) http://doi.org/10.2147/JIR.S69656

Dove Medical Press Ltd. (www.dovepress.com) all rights reserved. (和訳および掲載許可取得済み)

アーシング抗炎症効果についての論文(6)睡眠におよぼす影響

半年以上ヨギーニ中心生活をしていたせいか、今回はお仕事に手と頭をアジャストさせるのがもしかしてもはや不可能かと思うぐらいに大変でしたが(^^;さすがに2週間経って何とか追いついて来ました。

 

私にとってのヨギーニ生活の軸は、自分の身体と心の声をちゃんと聞く、ということを原点に始まっていて、それはこれまでの自分に欠けていた視点だったと自覚されるからこその選択だったのですが、自分の心身に向き合うことを最優先する毎日を続けることで新たに得られた何かがあった半面、劇的に退化した何かもあったことに気づかされました。人は社会的な生き物なので、必要な時に社会にちゃんと貢献できる存在であることは結構重要だと思う。そのためには少し生活を軌道修正する必要があるかな、と思い始めています。

 

これってもしかして、リハビリヨガアーシングのお蔭で変形性股関節症への対処に一応の目処がついたからこそ考えられる、次のステージの話なのかも?そう考えるとここ一年半の、様々な貴重な出会いにはあらためて感謝ですがm(__)m

 

さて今日のアーシング抗炎症論文ご紹介はアーシングの睡眠に対する効果の部分です。

 

お仕事な毎日が始まって以来、私も正直以前のように長時間アーシングする時間的余裕がなくなっていますが、睡眠時のアーシングシーツ&アーシングパッチ使用は途切れることなく継続していて、現在アーシングパッチは肩甲骨内側2個+左右のお尻に2個ずつの合計6個の組み合わせで毎晩使用。お蔭様で股関節痛も肩こりも、痛み指数0.5程度で推移、毎朝の階段チェックは軽やかで、ほとんど痛いところがない状態が続いています。アーシングシーツとアーシングパッチの組み合わせは一番手軽でかつ一番効果的なアーシング方法と言えるかも知れません。では以下アーシング論文の睡眠に関する部分です。

 

 

睡眠におよぼす影響

アーシング研究の中で最初に発表されたのは、アーシングが睡眠と体内のコルチゾールプロファイルにもたらす影響についてのものでした。研究は痛みで睡眠障害を抱えていた被験者12人に対して行われました。被験者には図4に示されたシステムを使用して8週間アーシングをしながら眠ってもらいました。実施期間中、被験者らの昼間のコルチゾールプロファイルは正常値になり、ほとんどの被験者が睡眠の質の向上と、痛みとストレスのレベルが下がったことを報告しました。

 図4アーシングしながら睡眠を取るためのシステム

注)アーシングしながらの睡眠には、通電性カーボンか銀糸が織り込まれた綿シーツを使用する。通電性の糸は、健康な植物の近くの地面に刺された金属製の棒(窓あるいは壁を通して寝室に引き込まれたもの)に接続されている。または、コンセントのアース端子に接続することも出来る。このシステムを使って眠ることによって、身体は地球に繋がる。このシステムを使用している人々からは、しばしば、アーシングしながら眠ることによって、睡眠の質が改善され、様々な原因によってもたらされている痛みが軽減されるという報告が届く。

 

この実験結果から次のような結論が導かれます。

1)      睡眠時に身体をアーシングすることによって、日中の、あるいは24時間のコルチゾール分泌レベルに数量化可能な変化がもたらされる、そのことが

2)      睡眠の質、痛み、ストレス(不安、抑うつ、過敏症)のような、被験者の主観的報告によって示される種類の変化を生む。コルチゾールの影響としては、長期慢性的なストレスがグルココルチコイド受容体抵抗性をもたらすという、Ghaly and Teplitz による説が特に注目されている。このような耐性により炎症反応が適切に下方制御されなくなり、そのことが様々な慢性疾患のリスクを増大させうるのだ。この結果は「疼痛および免疫反応への影響」の項に記載された知見を補完する。

 

出典)アーシング(グラウンディング)の炎症、免疫反応、創傷治癒への効果および慢性的炎症、自己免疫疾患の予防と治療について“The effects of grounding(earthing)on inflammation, the immune response,wound healing, and prevention and treatment of chronic inflammatory and autoimmune diseses” 全文和訳はこちら

Journal of Inflammation Research 2015:8 83-96

著者)Oshman JL(Nature’s Own Research Association), Chevalier G (カリフォルニア大学アーバイン校、発達細胞生物学), Brown R(オレゴン大学ユージン校,人間生理学 )

DOI) http://doi.org/10.2147/JIR.S69656

Dove Medical Press Ltd. (www.dovepress.com) all rights reserved. (和訳および掲載許可取得済み)

アーシング抗炎症効果についての論文(5)医療用赤外線画像

毎年この時期限定で、同じ仕事をここ数年やらせていただいている私ですが、直近3年の比較で言えば股関節を含めた身体状況は今年が一番良いかも知れません。一昨年は股関節周辺にピップエレキバンを貼りまくって通勤しても尚、月一回の整体は欠かせませんでした。昨年は股関節については既にセルフケア―のボディワークを教わって一定の成果を出していましたが、仕事を始めると股関節痛以上に肩こりが酷くなってそのことで恩師PTを再受診したりしていました。

 

今年はPT先生に通勤用ブーツを3足インソール調整していただいた恩恵がまず大きいです。あとはこないだ何故かオットに突然「チャクラって何?」と聞かれたので(^^;説明しようと昔購入したまま積んでおいたヨガの翻訳本を開いたら、そこには「頭立ちと肩立ちと前屈、この3つのアーサナだけで健康体を保つのには十分」という言葉があって、ダメモトでそこに書かれている【頭立ち】というのをやってみたらなんと、壁を背にすれば私にも出来ることが判明。以降そのテキストの基本チャートに従って30分のヨガプログラムをここ数日、通勤前にやってみているのですが、頭立ちや肩立ちを始めとした背骨中心メニューが全身を整える朝ヨガフローとしてすごく良い感じです♪♪

 

ほら、股関節痛も肩こりも、解消のポイントは部分じゃなくて全身だから!

 

まあでもそのフローをやってから朝食、家事して職場に行くと、毎朝遅刻ギリギリなってしまうのが今ちょっと困ってるところなんですけどね(って、はい、明日からあと5分早く切り上げようと思います、すみませんm(__)m)

 

さて、アーシングの抗炎症論文の画像シリーズ第3弾は医療用赤外線画像の登場です。ここでも治療に使われているのはアーシングパッチですね。私も今この投稿をタイプしながら軽く2分岐コードでパッチしています(^_-)-☆調子が良いときはこのぐらいでも十分かな。(アーシングパッチの解説はこちらから)

 

(図3)医療用赤外線画像で見るアーシングの炎症軽減作用

 

 

注)熱画像カメラは皮膚温度のわずかな変化を記録し、炎症を示すホットエリアの色分けされたマップを作製する。パネルAはアーシングして眠ることによって、炎症が減少していることを示す。医療用赤外線画像は暖かくて痛みを伴う領域(パネルAの上部にある矢印)を示している。アーシングして4夜眠ることによって痛みは消失し、左右の下肢が通常の熱対称性を示している。パネルBは15歳の時に体育で怪我をした33歳の女性で、慢性的な膝痛、腫れ、不安定性という長い病歴を抱えており、長時間立っていることが出来なかった。運転などの単純な行動は症状を増加させた。 彼女は痛みを軽減させるために膝の間に枕を挟んで眠る必要があった。彼女は何年にも渡って医療的治療と理学療法の施術を不定期に受け続けたが目立った回復はなかった。2004年11月17日、彼女は右膝の深刻な圧痛と軽い跛行を呈した。パネルBの上部画像は両ひざの内側を示すために歩行位置にて撮影したものである。矢印は患者の痛みの正確な位置と深刻な炎症を示している。パネルBの下の写真はコード付きのアーシングパッチで30分間アーシングした後に撮影されたもの。患者は痛みが少し軽減したと報告。膝関節付近の炎症の大幅な減少に注意。アーシング治療開始後6日を経て、彼女の痛みは50%軽減したと報告。さらに痛みなく長時間立つことが出来るようになり、両足の間に枕を挟んで寝る必要もなくなったことを報告した。治療開始後4週を経ると、彼女はサッカーが出来るほど回復し、15年間で初めて、不安定さがなく痛みもほとんど感じなくなった。12週間経つ頃には、痛みは90%近く消失し、腫れは完全になくなったと報告。何年も出来なかったウォータースキーを出来るようになった。治療開始後6か月を経ると、この患者は、治療開始前は出来るとは夢にも思わなかったハーフマラソンを終えことが出来たと事務所に報告した。

 

出典)アーシング(グラウンディング)の炎症、免疫反応、創傷治癒への効果および慢性的炎症、自己免疫疾患の予防と治療について“The effects of grounding(earthing)on inflammation, the immune response,wound healing, and prevention and treatment of chronic inflammatory and autoimmune diseses” 全文和訳はこちら

Journal of Inflammation Research 2015:8 83-96

著者)Oshman JL(Nature’s Own Research Association), Chevalier G (カリフォルニア大学アーバイン校、発達細胞生物学), Brown R(オレゴン大学ユージン校,人間生理学 )

DOI) http://doi.org/10.2147/JIR.S69656

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アーシング抗炎症効果についての論文(4)ツール・ド・フランスでの創傷治療

今日ご紹介するのはツール・ド・フランスで負傷した選手に施されたアーシング治療とその創傷治癒画像です。

 

ツール・ド・フランスは毎年7月にフランスで行われる過酷な自転車レースで、選手たちは高低差2650m以上の起伏に富んだコースを全部で3380km、21日間に渡って走り抜かなければなりません。

 

アーシングに目を付けたツール・ド・フランスのコーチがアーシングの創始者クリント・オーバー氏に依頼する形で、2003年~2005年と2007年、アーシングは出場チームのパーフォーマンス維持、創傷治療の方法として取り入れられ、効果的な結果を残しました。ツール・ド・フランスにおけるアーシング効果についての記述は書籍「アーシング」にも登場しますが(P299~)、ここでは今回の論文の中で触れられた内容のみご紹介します。

 

尚、レースのバックアップとして使用されたアーシンググッズは、負傷した選手の創傷治療にはアーシングパッチ レース期間内の選手の睡眠の質向上のためにはアーシングシーツでした。(アーシングパッチについてはこちらから。アーシングシーツについてはこちらから。)

 

 

図2 深刻な創傷から最小限の腫れと赤みでの迅速な回復

注)ツール・ド・フランス(フランスの自転車競技)でチェーンホイールが足に食い込む怪我をしたサイクリスト。

(A)受傷後、出来る限り迅速に傷の上下にアーシングパッチを付けた。
(B)受傷後1日経過。
(C)受傷後2日後。最小限の赤み、痛み、腫れに抑えられ、サイクリストは受傷した翌日からレースに復帰することが出来た。

( BおよびC )Copyright©2014. Basic Health Publications、Inc.の許可を得て転載

 

出典)アーシング(グラウンディング)の炎症、免疫反応、創傷治癒への効果および慢性的炎症、自己免疫疾患の予防と治療について“The effects of grounding(earthing)on inflammation, the immune response,wound healing, and prevention and treatment of chronic inflammatory and autoimmune diseses” 全文和訳はこちら

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著者)Oshman JL(Nature’s Own Research Association), Chevalier G (カリフォルニア大学アーバイン校、発達細胞生物学), Brown R(オレゴン大学ユージン校,人間生理学 )

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アーシング抗炎症効果についての論文(3)難治性創傷の改善画像

アーシング抗炎症論文ご紹介3回目は、いよいよ創傷治癒過程を示す画像を伴う部分に突入です。医療用としてはこの先もほとんどがそうですが、創傷治療の方法として

1日30分のアーシングパッチの使用

 

が採用されているのも注目ポイントです。(アーシングパッチって何?という方はこちら

 

ちなみに書籍「アーシング」にも同じ被験者の事例が紹介されています(P130)。ここは具体例が図1、図2、図3と続く部分ですが、長くなりますので今日は図1のみとし、また順次図2、図3をご紹介させていただきますね。

 

アーシング(グラウンディング)は発赤、熱、腫れ、痛み、および機能損傷(図1および図2)のような急性炎症の基本的な兆候を軽減、あるいは防止します。痛みを伴う慢性炎症の迅速な解決は医療赤外線画像(図3)を利用し20事例において確認されました。

図1)

84歳の糖尿病女性が罹患した8ヵ月齢の非治癒性解放創の改善が加速したことを証明する写真画像。

(A)開いた傷口 淡い灰色の色合いを示す

(B) 1週間のアーシング治療ののち、皮膚の色から明らかな治癒の兆候と循環の好転が認められた。

(C) 2週間のアーシング治療ののち、傷は治癒し、皮膚の色は劇的に健康的になった。治療は毎日30分のアーシング処置として行われ、患者には気持ちよく腰かけてもらい、コードのついたアーシングパッチをつけてもらった。左足首に隣接する傷の原因は足に合わないブーツだった。ブーツを履いて2-3時間で水疱が出来、それが回復しない開いた創傷に発展した。患者は特別な創傷センターで様々な治療を受けたが効果は出なかった。患者の下肢血管造影からは血行不良が明らかになった。初診時、彼女は軽く跛行し、痛みを感じていた。最初の30分のアーシング治療で、患者は痛みの顕著な減少を報告した。1週間毎日のアーシング治療ののち、彼女は、痛みのレベルが80%減少したと言った。その時点で彼女の跛行はなくなっていた。2週間ののち、彼女はすっかり痛みが消えたと言った。

 

出典)アーシング(グラウンディング)の炎症、免疫反応、創傷治癒への効果および慢性的炎症、自己免疫疾患の予防と治療について“The effects of grounding(earthing)on inflammation, the immune response,wound healing, and prevention and treatment of chronic inflammatory and autoimmune diseses” 全文和訳はこちら

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著者)Oshman JL(Nature’s Own Research Association), Chevalier G (カリフォルニア大学アーバイン校、発達細胞生物学), Brown R(オレゴン大学ユージン校,人間生理学 )

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アーシング抗炎症効果についての論文(2)前書き

半年以上ぶりにお仕事生活が始まった変形性股関節症の私。のびのびヨギーニから久しぶりに事務をやる人になってみて事務能力の低下に愕然としています(;・∀・) これってきっと寄る年波には勝てないってことなのね。(早くも普通のヨギーニに戻りたくなってきた(^^;)

 

お仕事では基本パソコンの前に張り付いてるので肩甲骨の凝りがヤバイのと、実はその前から赤ちゃん抱っこ(謎)の後遺症で腰も痛くて、結果、夜寝る時のアーシングパッチをマックス8枚まで増やすことで対応。 両肩甲骨内側+両腰+両お尻2枚ずつ=8枚。それでアーシングシーツで寝てみたところ、2日目の朝にはかなりのほぐれ感が実感出来ました。ありがとう、このタイミングでの分岐コード発明<(_ _)>

 

アーシングパッチって何だっけ?って方はこちら8分岐まで余裕で出来るありがたいパッチ用分岐コードについてご興味がある方はこちら。)

 

そんなわけでアーシングの抗炎症論文ご紹介も2日目です。今日は「前書き」という部分から。

 

前書き

グラウンディングもしくはアーシングは、裸足や素手、他さまざまなシステムによって、地表に接することを指します。地面を裸足で歩くことは人々の健康を増進させ、幸福感を与えるというような主観的な報告は、世界中の文学や多様な文化圏において見ることが出来ます。しかしながら様々な理由で多くの人々は、休日の海岸でもない限り裸足で外を歩くことには消極的です。経験と計測は、地表への持続的な接触が持続的は利益を生み出すことを示しています。我々は、就寝中、パソコンの前に座っている間、外を歩いている時など、様々な機会において地表に接触する様々なグラウンディング(アーシング)システムが利用可能です。それらは簡易な通電性のシーツやマット、足首や手首バンド、室内やオフィスで使用できる粘着パッチや履物などです。それらのアプリケーションは壁のアースコンセントに挿入されたコードや、窓の下の外部の土壌に埋められた接地棒に取り付けられたコードを介して、地球に接続されます。履物用のアプリケーションについては、通電性プラグは腎臓の経穴として知られる中足骨下の足底の膨らんだ靴底に設置されます。実用性という見地から、これらの方法はグラウンディング(アーシング)に対して便利で日常的で取り扱いが簡単なアプローチを提供しています。「現在までの所見の要約」と題するセクションで説明するように、これらは臨床の場でも用いることが可能です。

 

近年、多数の研究者たち(この論文の筆者らも含めて)が、様々な見方からグラウンディングの生理的効果を研究して来ました。この研究を皮切りに、論文審査のある専門誌に数多くの論文が発表されています。これらの試験的な研究の大半は比較的少数の被験者を対象としてはいたものの、予防と公衆衛生に幅広く影響を及ぼす炎症研究の新たな有望フロンティアを開いて来ました。ここでの発見は、これまでに行った解釈を検証し、反論し、明確にする手段を持つ炎症研究コミュニティによる検討に値するものです。

 

出典)アーシング(グラウンディング)の炎症、免疫反応、創傷治癒への効果および慢性的炎症、自己免疫疾患の予防と治療について“The effects of grounding(earthing)on inflammation, the immune response,wound healing, and prevention and treatment of chronic inflammatory and autoimmune diseses” 全文和訳はこちら

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アーシング抗炎症効果についての論文(1)要旨

アーシング(グラウンディング)の炎症、免疫反応、創傷治癒への効果および慢性的炎症、自己免疫疾患の予防と治療について という論文が2015年8月、Journal of Inflammation Researchという医学専門誌に掲載されました。許可取得の上、その内容を何回かに渡ってご紹介させていただきます。今日はまず、論文の冒頭の「要旨」という項目のご紹介です。

要旨

人体と地球表面との通電的接触(グラウンディング/アーシング)は生理学および健康において興味深い効果を生むことが多くの学問領域に渡る研究によって明らかになって来ました。その効果としては、炎症や免疫反応、創傷治癒、慢性炎症や自己免疫疾患の予防や治療に関するものがあげられます。この報告書の目的は以下の二つの要素から構成されます。研究者たちに、1)炎症研究に対する新たな考え方の出現を知らせること 2)実験用動物の接地の時間や程度(接地抵抗)は重要で、炎症や創傷治癒や腫瘍形成の研究結果に影響を与える因子でありながら通常見逃しがちであることを研究者たちに警告すること。具体的には生物をグラウンディング(アーシング)すると白血球、サイトカイン、免疫反応に関係する他の分子の濃度において、測定可能な差異が生じます。我々は最近の研究結果や細胞、組織生理学、細胞生物学、生物物理学、生化学における電子的側面についての理解に基づき、実験結果を説明するいくつかの仮説を提示します。遅発性筋肉痛として知られる、筋肉の実験的な損傷は、アーシングされている状態とアーシングされていない状態において免疫反応はどうなるかをモニターするために用いられました。グラウンディング(アーシング)は痛みを軽減し、循環する好中球とリンパ球の数に変化をもたらし、また炎症に関連する様々な循環化学因子に影響を与えます。

 

 

キーワード)慢性炎症、免疫システム、創傷修復、白血球細胞、マクロファージ、自己免疫疾患
出典)アーシング(グラウンディング)の炎症、免疫反応、創傷治癒への効果および慢性的炎症、自己免疫疾患の予防と治療について“The effects of grounding(earthing)on inflammation, the immune response,wound healing, and prevention and treatment of chronic inflammatory and autoimmune diseses” 全文和訳はこちら

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