循環を促す(1)

古典ヨガワークショップに参加させていただいて良かった点はたくさんありますが、そのひとつはヨガでいう、プラーナというものの意味が実体験を以って確認出来たことでした。

 

WSでプラーナそのものの講義があったわけではないのですが、健康な心身維持に関する座学の中で自明の概念として登場するその言葉、1月のセミナーで今村先生直々に教わったいくつかのポーズを続けながら自分なりに日々感じていたこと、そして決定的だったのはマスターWSでのアサナフロー、やっている時の感覚、終わった後の圧倒的爽快感とその持続感、すべてがその日のうちに統合され、大事な何かがストンと腑に落ちる感じは感動的ですらありました。

 

プラーナとは循環する力、流れる力のことで、自然界において生命あるものには元来あまねく備わっている、生命エネルギーのことだと思う。

 

人類の歴史700万年のスケールから考えると、文明化され過ぎた生活を送る現代人は、本来あるべきプラーナの流れを滞らせがち。この構造的に不健康な状態を、太古の昔から人体に備わっているはずの最適な循環に再び導いて行くための知恵。

 

古典ヨガアサナにはそんな叡智が詰まっているのではないか?というのが、1月末から1日も欠かすことなく古典ヨガアサナ練習をやり続けている私が、日々の練習後の実感から既に抱いていた仮説でしたが、マスターのヨガフローを経験することで、仮説への思いは確信に変わりました。

 

アサナを1分間保持すると、その後には必ず身体において何らかの循環が加速されるのを、その場ですぐに実感出来るのが古典ヨガの素晴らしいところ。その日のマスターのフローでは20種類のアサナ保持を連続して行ったので、その効果の実感たるや凄まじかったわけです。

 

ところで、循環が加速される身体部位はアサナによって異なりますし、その部分的効果が身体にとってどのような影響をもたらすのかは自分ではわからない場合がほとんどなのですが、少なくとも甲状腺機能について言えば私の場合、古典ヨガで甲状腺機能を整えると言われているサルヴァンガーサナとそのカウンターポーズであるマツヤアサナを1日3回、毎日やり続けた結果…

 

甲状腺機能不全の目安となるTSHという数値が、12月から4月までの間だけで半減しています↓

実際1月の甲状腺クリニック受診時にはこの数値では投薬開始やむなしという診断、処方されたチラージンという薬も1か月分購入したのですが、その翌日に受けた今村先生セミナーでサルヴァンガーサナを丁寧に教えていただき、甲状腺には効果抜群だから続けてみてくださいとの指示に従い毎日地道に継続しているだけで、処方された薬は結局1錠も飲んでいません。(その辺りの顛末はこちらにも)

 

で、その後のTSH数値推移が上記なのですから、これはもう予防医学としてのヨガを超えて、ヨガの医学的な治療効果と言う方が相応しい結果です。(ちなみに甲状腺主治医はヨガの効果を認めないため、あくまで「自然に数値が下がって良かったですね!」ということで(^_^;)一旦始まったはずの投薬治療が数値改善により中止になったまま、今後は今のところ定期検査のみを継続して行く予定です。)

 

生命体としての身体は、きちんと動かして正しく循環させることが出来れば、自分で治る力、回復する力を相当程度備えているということ。これは誰もが実感としては知っていることなのではないでしょうか。そしてどうやら古典ヨガのアサナには、身体が本来持っている正しい循環を促す働きがあるように思えます。

 

これに対して、私の甲状腺主治医がそうだったように、ヨガなんか医学的には何のエビデンスもないんだから!と西洋医学は言うかも知れません。ところがこと甲状腺機能に関しては、もともと甲状腺機能不全な私が、投薬治療をする代わりに毎日古典ヨガだけを続けながら、定期的な血液検査でTSH数値の変化を追う、という流れの現状こそがまさに

甲状腺機能不全に対する古典ヨガの治療効果を西洋医学的に検証するエビデンス

の作成過程であるとも言えるわけで^^;どういうわけか既に始まっているこの検証的展開には、感謝とともに何か途方もないご縁を感じずにはいられないのでしたm(_ _)m

 

さて一方、股関節対応アサナについても、毎日続けた結果、お陰様で大腰筋拘縮がメキメキ改善中でしたが、4月半ばごろから少し問題も発生していました。

それは歩行時において時々、右股関節周辺のどこかに移動しながら出る接地時痛。

最初は今まで経験したことのないタイプの場所や痛みで移動することもあって慢性炎症的な感触ではなかったため、大腰筋拘縮改善に伴う何かだと捉えてあまり気にしていなかったのですが、ワークショップ時のマスターのアサナフロー後が気持ち良過ぎて興味津々、自分でも日々のアサナメニューを増やしたりしているうち、今度は接地のたびに右大腿部から仙骨までのどこかに神経に触るような痛みが発生するようになって来ました。

 

それでようやく、この方向で続けて良いのか不安になって来て^^;先週は股関節主治医であるPT太田先生に受診予約を打診しつつの久しぶりのご相談をしてしまったというわけなのですが、長くなりましたのでこの続きは次回以降に(^-^)(つづく)

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