アーシング抗炎症効果についての論文(10)生体マトリックス

変形性股関節症末期と診断されて早数年。ヨガやアーシングや理学療法等的叡智のお蔭で「変股症ヨギーニ時々アルバイト」な生活を楽しむ日々です。

 

平日事務職の反動で、週末のアーシング庭仕事(=裸足で庭仕事)が密かな楽しみとなっていた最近の私。常日頃から家庭用生ごみはコンポスターを使って庭に埋めている我が家としては、そろそろ春の家庭菜園の準備としてコンポスター内の土を菜園スペースの土に混ぜ込む作業を、今年からは裸足でする超楽しいイベントとして密かに計画していた今週末だったのですが、その前に万年うどん粉病に罹っている椎の木の枝を剪定してから薬をかけてしまおうと、その時はアーシングソックスにサンダルを履いたまま剪定バサミを片手に作業していたら

 

なんと!

 

剪定の手がすべって剪定バサミが落下、それがあろうことか変形性股関節症を患う右脚の親指に突き刺さる、というまさかの大惨事が勃発!!!

 

人生においてこの種のトンマな珍事には比較的コト欠かないタイプの私ですが、さすがに足にハサミが突き刺さったのは今回が初めてでした( ;∀;)。傷が深かったのでタクシーで病院に駆け込みテーピングして貰いましたが全治2週間の診断。その間湯船に足を入れるのも禁忌と言われたのでアーシング庭仕事もおそらく無理(医師に聞いてないですが笑)。週末の楽しみが当分無くなって昨日はガッカリな一日でしたが冷静に考えてみれば剪定の時裸足でなくて本当に良かった(;・∀・)今回はサンダルとソックスに守られましたね!そんなわけで皆さんも、アーシング庭仕事は超楽しいけれど、剪定バサミ使う時だけは裸足にならない方が良いかもです…トホホ

 

さて昨日は病院から帰宅したら夫がセットしたロボット掃除機に特注アーシングコードが完全に巻き込まれてぐちゃぐちゃになっていたという第2の惨事が発覚し(-_-;)失意と対処ですっかり忘れておりましたが、鋏が刺さった親指の深い傷はツールドフランスの創傷(詳しくはこちらを)と同じようにアーシングパッチの効力発揮の場面かも?と今朝になってようやく気づきました。今夜から患部付近にアーシングパッチ2個追加して寝てみます。それで「全治2週間」がどれぐらい短縮するか?またご報告しますね(^_-)-☆(ここで、アーシングパッチって一体なに?って思われる方はこちらを)

 

アーシングの抗炎症効果についての論文で本日これからご紹介する半伝導体の生体マトリックスシステムが人体に抗酸化をもたらすのに有効な電気回路として働く結果、アーシングはハサミが突き刺さった深い切り傷の治癒を早めることが出来るのか?今回の被験者は、この私です( 一一)(なんちゃって(^^ゞ)では以下論文のご紹介です。

 


 

解剖学的 および 生物物理学的側面

 

炎症バリケードが、創傷部位をとり囲む健康な組織への巻き添え損傷から形成されるというコンセプトは、肉芽嚢、あるいはSelye嚢に関する記述に沿って出版されたSelye の古典的研究によって裏付けられています。(図10)(注25.30.)

(図10)

 

さらに、細胞生物学や生物物理学の研究は、人体というものが、生体マトリックス(注31.)として知られる組織的に広がったコラーゲン性の液状で透明の半導体ネットワークによって構築されていることを明らかにしています。これは別の言葉では、地上調節システム(注32.33.)とか、テンセグリティーマトリックスシステム(訳注:張力を統合したシステム)と言われるものです。(図11)(注34.)全身に張り巡されたこのネットワークは可動電子を身体のどの部分にも運ぶことが出来、それゆえ受傷時には、すべての細胞、組織、臓器を、常に酸化ストレスから守ることが出来るのです。(注23.31.)生体マトリックスは、細胞外および結合組織マトリックスならびにすべての細胞の細胞骨格を含みます。細胞の表面にあるインテグリン(訳注:ヘテロン量体で細胞接着に関与する膜貫通受容体ファミリー)は細胞内への半伝導を可能にすると考えられ、核の外被を通過して核マトリックスや遺伝物質に繋がり、それを電気回路構成の一部に取り入れることを可能にします。(注23.)我々の仮説は、人体に張り巡らされたこの電気回路が、主要な抗酸化防衛システムを表している、というものです。この仮説はこの論文の中心的なポイントです。

(図11)

生体マトリックス、地上調節システム, あるいは張力統合マトリックスは、連続した網の目のようなネットワーク、言い換えれば人体のあらゆる箇所に対して張り巡らされたネットワークのことである。このネットワークの細胞外の構成物は主にコラーゲンと基底物質からなる。それは人体最大のシステムであり、人体において他のあらゆるシステムに結びついている唯一のものである。

マトリックスシステムの細胞外部は主にコラーゲンと基質によって構成されています(図11、12)。 細胞骨格は微小菅、微小繊維、他の繊維性タンパク質からなります。核マトリックスはヒストン(訳注:核のDNAタンパク質)やその関連物質によって構成される別のたんぱく質繊維を含みます。

 

図12 コラーゲンと基底物質

注:(A)コラーゲンは、細胞外結合組織マトリックスの主要なたんぱく質であり、それぞれの
ポリペプチド鎖を囲む水和性の殻を持つ3重螺旋状のものである。タンパク質は半伝導の性質によって電子を移動させることが出来、水素イオンとヒドロキシル(水素基)は水和性の殻を通過して移動する。この電荷の移動はとても迅速で生命の維持に不可欠なものである。
(B)  Copyright © 2005. R Paul Lee Reproduced with permission from Lee RP. Interface. Mechanisms of Spirit in Osteopathy. Portland, OR: Stillness Press; 2005.
67.基底物質は、多大に荷電した高分子電解質ゲルであり、膨大な電子の貯蔵庫だ。 コラーゲン原繊維が、(Heineによる造語である)マトリサムとして知られる基質ユニットに埋め込まれたものであることに注意してほしい。上部右の図(B)に見られるマトリサムの詳細は電子の多大な貯蔵を示している。基底物質からの電子はコラーゲンのネットワークを介して人体のあらゆる場所に移動出来る。それらは創傷治癒領域一帯に抗酸化的ミクロ環境を維持することを可能にし、健康な組織に対する巻き添え損傷を起こす酸化バーストによって運ばれる活性酸素種の速度を弱めたり発生そのものを食い止めたりし、いわゆる「炎症バリケード」を形成するのを防いだり減少させたりする、というのが我々の示唆なのだ。

 


注23)Oschman JL。 リビングマトリックスにおける電荷移動。 J Bodyw Mov Ther 。 2009; 13(3):215-228。

注25)Selye H. 生命のストレス 。 改訂版。 ニューヨーク:McGraw-Hill Companies、Inc。 1984。

注30)elye H.ヒドロコルチゾンが損傷に対する組織の抵抗性に影響を及ぼすメカニズムについて; 肉芽腫ポーチ技術を用いた実験的研究。 JAMA 。 1953; 152(13):1207-1213。

注31)Oschman JL、Oschman、NH。 物質、エネルギー、生きているマトリックス。 Rolf Lines 。 1993; 21(3):55-64。

注32)Pischinger A.細胞外マトリックスとグラウンドレギュレーション:全体的な生物医学の基礎。 バークレー:北大西洋図書; 2007

注33)Heine H. Lehrbuch der biologischen Medizin。 GrundregulationおよびExtrazellulareマトリックス。 [生物医学ハンドブック。 細胞外マトリックスと地上の規制]。 シュトゥットガルト:Hippokrates Verlag; ドイツ語。

注34)Pienta KJ、Coffey DS。 組織テンセグリティマトリックスシステムによる細胞高調波情報伝達。 Med仮説 。 1991; 34(1):88-95。

 


 

出典)アーシング(グラウンディング)の炎症、免疫反応、創傷治癒への効果および慢性的炎症、自己免疫疾患の予防と治療について“The effects of grounding(earthing)on inflammation, the immune response,wound healing, and prevention and treatment of chronic inflammatory and autoimmune diseses” 全文和訳はこちら

Journal of Inflammation Research 2015:8 83-96

著者)Oshman JL(Nature’s Own Research Association), Chevalier G (カリフォルニア大学アーバイン校、発達細胞生物学), Brown R(オレゴン大学ユージン校,人間生理学 )

DOI) http://doi.org/10.2147/JIR.S69656

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