姿勢の悪化と脊柱の柔軟性低下が変形性股関節症進行に影響(京都大学)

お正月早々、リハビリ中の変形性股関節症患者にとっては朗報となる研究発表が飛び込んできました。

 

姿勢の悪化と脊柱の柔軟性低下が変形性股関節症の進行に影響 という京都大学の研究。以下一部抜粋です。

 

本研究グループは、リハビリテーションの現場で一般的に測定・評価されている要因の中で運動により改善させることが可能なものに着目し、それらの中から変形性股関節症の進行に関わる要因を探索しました。医学部附属病院整形外科で変形性股関節症と診断され、経過観察中の患者50名を対象とした研究の結果、股関節の関節可動域制限や筋力低下など股関節自体の問題よりも、立っている時の脊柱の傾きと脊柱の柔軟性低下が重要な要因であることが明らかとなりました。

これまでに歩行における一日の股関節への負荷総量が変形性股関節症の進行に関わる要因であることを明らかにしてきました。しかし、本研究の追加分析により新たに姿勢の悪化と脊柱の柔軟性低下が歩 行時の負荷とは独立して疾患進行に影響を与えることが分かりました。 立位姿勢や脊柱の柔軟性は、リハビリテーションの現場において比較的容易に評価することができ、また、運動によって改善することが可能な要因です。その点において、本研究の意義は大きいと考えます。

一般に、変形性股関節症のリハビリテーションにおいては、股関節の運動に主眼が置かれることが多いですが、本研究結果は、むしろ、姿勢や脊柱の機能改善に目を向けることの重要性を示しており、新たな リハビリテーションの開発につながることが期待されます。

 

昨年、同じく京都大学研究チームから発表された変形性股関節症悪化の指標「累積モーメント」は言ってみれば経年劣化(⌒-⌒; )、患者にとって、注意指標になっても希望にはならなかった。それが今回の研究は、新たなリハビリテーションの可能性に発展する希望に繋がるものだと思います。

 

さらに今回の研究発表に対して私が個人的に特に感動するのは、この研究発表の一年以上前から既にリハビリテーションの現場において、恩師PTは変形性股関節症末期の私に対し、一貫して脊柱フォーカスな治療をして下さっていたという事実、そして数か月前から治療を受けているPT先生も、私の姿勢の悪さが脊柱の可動性を妨げ、それが歩行時の股関節痛に繋がっている旨を早々に指摘、改善のための運動メニューを提案して下さっていたという事実があるためです。

 

まあ裏を返せば京大の研究発表の一年以上前から今現在に至るまで、変形性股関節症に必要なリハビリを知っていた一流の指導者陣からしっかりと脊柱柔軟性対策をやって来ていただいているにも関わらず、

 

まだ身についていない私(⌒-⌒; )

 

ということにもなるわけですが(涙)。

 

リハビリの現場で理学療法士の先生方からの直接的なご指導と、それを持ち帰って実践してみる自分、さらに指導と実践を頭で繋ぐための理論、リハビリはその3点の相乗作用で効果が上がって行く気がします。

 

新年早々のこの朗報を無駄にしないよう、今年もリハビリ頑張ります(^^)/

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