恩師PTの恩師・今村先生がブログをやっておられ、ヨガやボディワークについて治療という観点からも詳しく書かれているので、恩師PTとのセッション期間中はその内容に随分と助けられた。恩師とのリハセッションが終わった今も≪恩師の恩師≫ブログの日々の更新は必ず読ませていただいているが、かなり前から書いておられるので、いつか全記事読破するのを目標に、時間がある時には初期の頃の記事からも遡って読ませていただいている。
関節のペキペキ音に注目したのも、たまたま≪恩師の恩師≫のブログの初期の頃のバックナンバーに何げなく書かれているのを目にしたからだ。

へえ、関節のペキペキ音なら結構鳴ってるけど気にしたことなかったな。これって気にした方が良いんだ~~と分かって(^^;、その時点でPT先生のリハセッション2期目の予約が取れていたので、PT先生にお伝えしてみることにしたのだ。
ちなみにペキペキ音が鳴る場面は決まっていて、それはヨガの中でも次のポーズの時。鳴るのは右股関節のみで、それもポーズし始めではなく、何秒かホールドした後半にまあ9割の確率でペキペキタイムが訪れる。
「ペキペキの時、痛みは出ませんか。」とPT先生。
そうですね、言われてみれば、ペキペキが始まってしばらくすると股関節から足先にかけて少しずつ痺れるような痛みが出て来て、最後に脚を下す時、そーっとやらないと痛いんだけどうやって下ろそうかなっていつも思う・・・みたいな(^^;
PT先生は呆れて笑い出し、Mさん無理しすぎじゃないですか~?と言われましたが、うーん、なんというか上記3つのポーズについては、やり始めた当初からずっとペキペキなので、股関節症でヨガやり始めたんだから、これぐらいは当然、仕方ないって思ってたんです。痛みもそんなに強いものではないですしね。
そんなわけでヨガポーズについては、基本的にペキペキもやむなし、とは思ってるんですが、問題は時々、ルーティンの股関節ファシリテーション時にもペキペキすることがあるってことなんですよね。
これの時や(あ、肘は痛みが取れたので、サポーターしつつ今朝から復活)
これの時。
で、実際クリニックのベッドの上でやってみると確かにペキペキ音がする。
PT先生は私を横向きに寝かせ、お尻や腰のあたりのいくつかのポイントを何回か押す。ほんの何回かである。で、同じようにファシリテーションしてみて、と言われてやってみるとあーら不思議
ペキペキが止まった。
「先生、何をしました?」と私。
「大腿筋膜張筋をリリースしただけですよ。」と先生。
あら、これこんな簡単に治せるんだ(*_*)
目から鱗でした。
で、PT先生にも言われたし、≪恩師の恩師≫のブログにも書かれていましたが、ペキペキは関節同士の連結がうまくいっていない結果起こる音だということでした。
股関節ファシリテーション時にペキペキ言うのは頻繁に起こることではないですし、あってもこのポーズの場合は痛みはないのですが、たまにペキペキする時は本能的に、関節包の滑液が足りない!と思い、ファシリテーションの時間をかけることで対処していたような気がします。(あるいはあまり気にせずそれほど積極的に対処しなかった場合も)
今はファシリテーションでペキペキになると、もうこれは良くない!とすぐに思って大腿筋膜張筋や梨状筋を指圧してリリースするようになりました。PT先生のお陰でそうすることで早くペキペキからリカバリーできることが分かったからです。そしてペキペキからリカバリーさせてからヨガに入ってみると、その方がヨガのアーサナも安定することも分かりました。
さらに今日からは新兵器投入です。
朝思い付いた時、ほぐしテトラがたまたま見当たらなかったので、代わりにこれは以前に娘と買い物に行った時にForever21で見つけた四つ足バージョンのほぐし器具。四つ足なので大腿四頭筋を一気に四点でほぐせるのが変形性股関節症には便利な上に値段も380円とかだったので大喜びで2個買いましたが何故そんなものが若者向け衣料品店のレジ横に山積みになっていたのか不明だし今現在売ってるのかもわかりません(;’∀’)
まあとにかくこれを庭用に投入し、ペキペキ音対策や、アーシングヨガの後のちょっとしたほぐしに、これから庭でも使おうと思います。
実際今朝はこれを使って庭ファシリテーション時のペキペキを解消し、ホールド&リリースも日に何回か行い、昨夜はお風呂上りにグリッドフォームローラーで全身マッサージ+ピップエレキバン10個(ちゃんと数えてないけど多分それぐらい)を右お尻と右内転筋に貼りまくり、寝る時はアーシングパッチを左右お尻と右内転筋にトータル6個+足裏涌泉穴用アーシングバンドを左右につけて・・・
とすごい極端みたいですが、実は昨日、前回の治療時には歩行方向切り替え時にのみ出ていた接地時のズキンという股関節痛が、いよいよまっすぐに歩く場合の接地時にも出現して来て状態は末期的。この悪化ぶりは来るところまで来た感があってこれはもう出来ることはすべてやらねば、という心境だったのです。
そしたら今日は朝の時点ではまだファシリテーション時ペキペキでしたが、その後は回復して結局
痛みがあまりない1日に。
これがメンテナンスの効果?そして考えたらPT先生セッション2期開始時にあったしゃがむ動作や椅子に腰かける時の制限は、いつの間にかかなり緩和されています。それにしても昨日の、接地するたびのズキン、あれは何だったのでしょう。変形性股関節症、奥が深いです。
ちなみに《股関節ペキペキ音》についてその他の記事にご興味がある方はこちらもどうぞ↓