変形性股関節症プロフィール(6)姿勢の教科書

グリッドフォームローラーとの出会いのお蔭で、‌日々の股関節周辺筋ケアのレベルが格段に上がった私は、整体師Nさんのところへ通わなければならない頻度も減って行った。一方その頃世間では、竹井仁先生の筋膜リリースが流行していて、たまたまテレビで紹介された竹井先生の肩こり解消・筋膜リリース体操を私は時々やっていた。整体師Nさんも筋膜リリースには賛成で、Nさんの施術時に、正しい竹井体操が出来ているかチェックしていただいたこともある。

 

そんなご縁もあって、その頃図書館で何冊か、竹井仁先生の本を借りて読んでみた。その中の一冊が『姿勢の教科書』だった。この本は普通に図書館で見つけたので深く考えずに借り、これ難しいなぁと思いつつも読んだのだが、今考えると専門家向けだったのかも(‘◇’)ゞ

 

竹井先生は理学療法士でありながら首都大大学院教授ということで、この本には、人体の動き、その運動メカニズムの細かい成り立ちが、神経学、解剖学的な視点も交えて詳細・公正に記載されていて、それまで変形性股関節症のみに特化した本やWEB資料ばかり読んで来た私には、この本との出会いが≪木から森へ≫視点を変えるきっかけになったように思う。

 

今あらためて目次などを見ても

「二足歩行が骨格全体に与えた影響」

「重心と姿勢の関係」

「抗重力姿勢を維持するための条件」

「筋膜の安定性への影響」

「呼吸筋も姿勢の安定性に関わる」

等々、すべてがその後恩師PTに教わった項目であり、また現在もPT先生に教わりつつある項目であることにあらためて感動する。股関節から全身へ、その視点の変化が今に繋がっている。

 

『姿勢の教科書』の中に「骨盤前傾の修正エクササイズ」という項目があったので、私は試しに少しずつそれを始めてみた。ルーティンのセルフケアメニューは、竹井先生の骨盤前傾修正エクササイズ→グリッドフォームローラーの組み合わせで暫く続いた。

 

ただ、竹井エクササイズは、当然のことながら基本的に関節疾患者向けではないので、骨盤が前傾気味の健常者ではなく、変形性股関節症で骨盤前傾している私が、本に紹介されている数種類の運動メニューのすべてを行って良いのか不安があった。専門家のご意見を聞きたいと思った。

 

今通っている整形外科も、もともとはバイト先の若い上司のご紹介だった。色々振り返ってみると、本当に色々なところで貴重なご縁に助けられていることを強く感じる。感謝です。

 

私は『姿勢の教科書』を持ってご紹介された整形外科に行ってみることにした。そこでたまたま私の担当になったのが、当時まだそのクリニックにいらして数か月の、恩師PTでした。

⇒ 変形性股関節症的プロフィール(7)出来るんじゃないですか?