2019年最後の整形外科リハビリで氣づいたこと

変形性股関節症末期から、リハビリ中心生活を始めて3年が経った今年。

 

ヨガは最初、恩師PTからリハビリの中で教わったので、当初はギリギリ整形外科の範疇だったと思うのですが、今年1月、恩師の恩師である今村先生の古典ヨガクラスに参加したのを皮切りに結果的に整形外科から一歩踏み出し、股関節のリハビリから(5000年の叡智によって痛みを取るという)古典ヨガの範疇に踏み込んだ感があります。

 

今村先生は病院勤務のご経験も長く、私のようにそもそもがヨガをするには重めの疾患?を抱えながら古典ヨガに足を踏み入れる患者にとっては、通常のヨガインストラクターの方々には出来ない医療的視点を踏まえてのご指導が毎回この上なく有難かったのですが、なにぶん先生の本拠地が盛岡でいらっしゃる為、個人セッションも年間で計6回診ていただいたのが精一杯。まあでも内容的にはセッション内容をその都度録画させていただけたこともあって、たった6回とは思えない奇跡的に膨大なインプットをいただけたこと、深く感謝していますm(__)m

 

そのような状況下で、今村セッションで得たその都度の課題を日々こなす私の、股関節の状態をコンスタントにチェックして下さったのが、クリニックをまたいでお世話になり続けている、主治医PT太田先生でした。

 

そして先日、主治医PT先生の、今年最終リハビリがありました。

 

実は、その数日前から右臀筋痛に悩まされていた私。

 

5日ぐらい前に右前腿がすごく凝っているのに気づいたんで、それがきっかけだとは思うんですが、その後右臀筋が痛くなってきて、それをほぐしテトラで自重でほぐしたら自重は激しすぎたのか余計悪化して~といつもようにお母さんを前にした小学生のごとく一気に喋りまくる私に、太田先生は数箇所淡々とボディチェックを入れた後、はい、立ってみてくださいと・・・そして腰のあたりを触診して一言。

うーん、右側の骨盤が以前よりも前傾している…。

 

そして、その後はボディワークスペース(別名・廊下)に移動して、お仕事用新ブーツのインソール調整も行いながら、一貫して質問攻めでした。

要するに

 

今回太田先生が私に関して掴んだ客観的事実は、前回までの時点ではかなり改善傾向にあったはずの腸腰筋の拘縮が、今回何故か突然悪化している。ここ2週間の私の生活か自主リハビリかヨガのどこかに、その原因は必ずあるはずという読みからの「新しくやったこと」「今までと違ってやらなかったこと」の問診探索になったわけで(^▽^;)。

 

で、

 

太田先生の読み通り、一連の探偵的質問に答える中で、お蔭様で原因が判明しました(^^ゞ

原因の発端は、大腿直筋をピンポイントで鍛えるワーク。

11月の今村セッションでご紹介いただき、以後毎日じゃないけどコンスタントにやり続けていたものです(^^ゞ

 

ボディワークスペースで一緒にやってみて下さった太田先生、ああ、これってキツイんですよねぇと一言。

 

まあキツイと言えば見た目よりはキツイんですが、股関節に直接響くキツさではないんですよね。今村先生に提示されたワークは、股関節や歩行改善のためのものもありますが、胸郭や前鋸筋、呼吸機能改善のためのものもあって、後者のワークは股関節には負荷は全くないんだけど、とにかくただただキツイというもの(;^ω^)。股関節のハンデがないワークは、きつくても頑張ってやれば、それはただ進歩して体力がついたりと、成果が出るだけのものです。

 

ま、イメージ的にはその部分だけ、中高の部活の基礎トレみたいな、なーんか若返った気持ちでやっていて(^^ゞ

 

大腿直筋のワークも、やっていて股関節に直接の影響を感じなかったため、ついつい部活系のワーク扱い。変股症を忘れ、ケアすることもなくやり続けてしまっていたことに、ここでやっと気づく私。

 

その後太田先生の解説はいつもながら理路整然でした。

 

大腿直筋は骨盤の回旋を補助する役割があり、そこが硬くて機能が不十分になればその分臀筋の方の負荷が強くなって当然。その影響か、前回まで改善が見られていた骨盤の回旋の状態が今回また悪化しているので腸腰筋拘縮改善のためのワーク(アサナでもオーケー)が今以上に必要な状態。大腿直筋を鍛えるのは大事だが、今みたいに一気にやるのではなく、少しずつ様子を見ながらやることと、毎回メンテナンスを忘れないことが重要だと。

 

おお!そうなんですね~w

 

今回数日前に大腿直筋がメチャ硬くなっていることには自分でも気づいていましたが、上記部活系タイムマシン的コンセプトに乗っ取られていたためか、何故か硬くなった大腿直筋をハイパーボルトするという発想がなかった(・_・;)今考えてみると不思議な気がします。だって今日になって過去のブログ記事を見てみると、大腿直筋が大腰筋の代償をしてしまうために大腰筋ワークが上手く出来ないとか(記事はこれ、1年半前ですね)書いてあるし。変股症末期患者ならば、大腿直筋の股関節周辺筋としての役割の重大さはもっと自覚していてしかるべきです。

 

おまけに

今回この大腿直筋ワークをやり始めた理由を思い出すと…

 

ヨガの太陽礼拝で、馬がたずなを引かれているアーサナから立位に移る部分が変股症の私はスムーズに行かなくて、それを改善するにはどうしたら良いかと前回今村先生にご相談したところ、現段階で、出来ない太陽礼拝を無理してやるよりは、前腿を個別に鍛えた方が近道とのアドバイスをいただいたから始めたこと。

 

つまり

股関節症対応のためではなく、純粋にヨガのためだったいうのも我ながら改めて感慨深い(^^;

 

太陽礼拝は今、椅子バージョンで毎朝やっていますが、今後ずっと古典ヨガを続けて行きたいと思っている私は、将来古典ヨガワークショップにも気軽に出られるレベルになりたいという希望があって、そのためにはまず、太陽礼拝と胡坐を、普通に出来るようになることを直近の目標にしています。←いつのまにか。

 

ええ、そう、いつの間にか、です。

 

変形性股関節症末期の症状をどうにか改善したくて、藁をもつかむような気持で整形外科クリニックを受診した3年前、そこから恩師PT、PT太田先生、恩師の恩師今村先生という貴重な出会いを重ねながら、断続的に仕事もしつつ、でも気持ちは一貫して「リハビリ中心」の生活をして来たと自覚しています。それが3年経ってこの年末、心の中で何かが少し変わって来た。一言でいうと、やり切った感。ええ、経過はまだ全く《道半ば》なんですが、一流の指導者の方々から十二分なインプットをいただいて、あとは自分でそれを消化しながら継続するだけだと思えるある種の達成感が深い感謝の念と共にあります。

 

ずっと同じ課題の上をぐるぐる回っているようにも思える一方で、確実に進歩していると思われる部分もあって、例えば先日のリハビリで、臀筋に激痛があって座る動作に難儀しても、「その割に歩様は乱れていない」という太田先生のコメントに対して、「そりゃ最近歩様の本をまた読んでますんで(^^)v」と回答したのは多分間違い。おそらく直近の読書の影響よりも、ヨガや各種ワークによって体幹が出来て来たことの影響の方がずっと大きいのではないかと後で思ったりしました。

 

 

そういえばリハビリの前日には、やはり座る動作には難儀の状態でも一本下駄で歩きながら読書30分というのは難なく出来たりもしたのでした(^▽^;)(一本下駄歩行、身体軸が通ってむしろ痛くないんで、あのような状態では座るよりも楽なんです。)

 

 

というわけでそろそろまとめます。

 

本日書きたかったポイントはふたつ。

 

ひとつめの氣づきは、リハビリのステップアップは、リハビリが生活の中心じゃなくなることかも知れない、ということです。

 

変形性股関節症末期の痛みは無くなりません。でもそれは決して対処不能なものではなく、コントロール出来る範囲のものです。3年間どっぷりとリハビリに向き合った生活を送ってみてそのことが良く分かった私は、ここに来てようやく、変股な自分の身体を心から受け入れ、自分の身体と折り合いをつける技術を引き続き学びつつ、来年からは多分少しずつ、変股症以前のように《リハビリではなく自分自身の人生にフォーカスした生活》をまた始められるような予感がしています。これはご指導いただいた諸先生方のお蔭ですm(__)m

 

ふたつめの氣づきは、またリハビリに戻って腸腰筋問題の対処についてです。

 

前回のリハビリからたった2週間、その間、前述した大腿直筋ワークがらみで臀筋が痛かったからというのもありますが、時節柄出かける日が多くなり、ヨガメニューの中でも、時短のために後屈系連続メニューを端折ることが多かったのも関係するかもと後から気づきました。今日久しぶりにこれらをフルメニューでやってみたところ、ひさしぶりに股関節でピキピキ音がしたもので(;^ω^)。

 

それにしても侮れない変股症。たった2週間でも腸腰筋拘縮は復活するんだという気づきは2019年末、苦労して克服したと思った矢先だったので余計、衝撃的なものでした。

 

で、そのタイミングで過去記事の中から、主治医PT太田先生の「骨盤矯正ワークのうつ伏せバージョン」からの銀座プラス佐藤先生の「立位の骨盤後傾エクササイズ」という一連のワークの流れを再発見。(記事はこちら。)

 

今日改めて同じ流れでやってみたところ、やはり佐藤先生の骨盤後傾エクササイズで右腸腰筋のひっかかり、つまり拘縮を感じました。太田先生の骨盤矯正ワークうつ伏せバージョンは、今日みたいに臀筋や前腿に痛みがあって調子がイマイチな時でもそれほど負荷なく出来る腸腰筋ワークだと改めて思ったので(教わった当時は負荷が強い印象でしたが今は軽めに感じられました(^^;)、今後は骨盤矯正うつ伏せバージョンからの骨盤後傾エクササイズを日々のウォームアップメニューに入れることにします。変形性股関節症の腸腰筋問題、調子が悪かろうが忙しかろうが日々対処が鉄則だと今回学んだためです!

 

とりあえず、来年最初の主治医PTのリハビリの日までに、腸腰筋拘縮を改善する!が直近の具体的な目標になりました。太田先生、今年も沢山のサポートをありがとうございました。来年もまたよろしくお願いしますm(__)m

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