ニュートラルであるために

☆ 昨日のPT先生とのリハビリセッションで「(座位で行う)ハムストリング促通ワークの前に、梨状筋の促通ワークをやった方がベターな理由は?」という質問をさせていただいたところ、先生からいただいた答えは

 

梨状筋が硬いと骨盤の前後傾の位置関係が変わって来る。ハムストリングの起始部は座骨結節についているため、そうなるとその位置関係も影響を受ける。それらの位置関係をなるべく修正し、あるべき姿に整えてからハムストリング促通を入れる方が入り易いため

 

とのことで、その説明には勿論深く納得したのだけれど、今回特に感銘を受けたのは話のその先の展開で、それは

 

筋肉の始まりと終わり

伸長と短縮のバランスは

ニュートラルな状態で

保持するのが良い

 

という原理原則への、PT先生による改めての言及だった。

 

恩師PTは同じことを、張力とか骨格張力という言葉で説明された。恩師の恩師もヨガアーサナについてのブログで、アーサナの完成形は余分な力が抜けた状態だと書いておられるのを読んだ記憶がある。実際毎朝のヨガの時私も、そのことは意識してポーズを取るようにしている。そして特にヨガの場合、《ニュートラル》は呼吸や精神の集中や瞑想や〈無〉といった心的状態と切り離すことは出来ない。頭立ちのポーズや肩立ちのポーズ、コブラや上を向いた犬のポーズ等で深い呼吸に集中して無になるほど、軽々とアーサナを保持出来る経験はヨガ初心者の私ですら何度も経験していることで、これは自然と一体化しやすい庭アーシングヨガで得られる大きなメリットのひとつだと思っている。

 

PT先生はもう少しでクリニックを退職される。PT先生がこのタイミングで《ニュートラル》の話を、それもPT先生らしく筋肉のバランスという言葉を使って改めて説明されたことが私にはとても感慨深かった。クリニックに来てまず恩師PTに教わったこと、ヨガから教わったこと、そして後半の1年でPT先生に教わったこと、今振り返ってみるとアプローチの仕方はそれぞれ随分違っていて、特にPT先生からは助け合う筋肉理論に従って自分でも再現出来る筋肉の調整方法や痛みの対処方法を具体的に沢山教えていただき、そのことは変形性股関節症の私が痛みのコントロールが出来るようになりつつある現状に大きく寄与している。

 

アプローチはそれぞれでも、やっぱりベクトルの方向は同じなんだな。この日あらためて強くそう思った。結局、恩師PTとPT先生にこの2年間、クリニックのリハビリで教わったことは、リハビリの範疇にとどまらない、多分今後の人生に関わる大事なことばかりだった気がする。そのひとつが…

 

ニュートラルであること。

 

そしてそのために、するべきこと。

 

今日はお休みだったこともあり、今朝の庭アーシングヨガは《ニュートラル》をいつも以上に意識しながら呼吸と共にゆっくりと行った。

 

変形性股関節症リハビリのゴールはアスリートの方々のゴールと、案外同じベクトル上の、はるか手前にあるだけなのかも知れないと感じるし、ニュートラルな状況を保持するために、しっかりした体幹や様々な筋力や集中力、あるいは逆に〈無〉になることが必要なのは、変股症のリハビリだけでなく、日常生活や仕事だって結局同じなのではないかとここまでやって来て改めて思うのだ。実は今週、9時から5時までの勤務生活の前に1時間の庭アーシングタイムを取ることが至上の目的だった私は、主動筋と位置付けたヨガタイムを全身全霊で収縮させる日々を送った結果、拮抗筋となった仕事の一部が伸長して弛緩し過ぎ(^^ゞ、そのことについては信頼出来る大好きな上司から笑顔のダメ出しを貰ったりしているのだった。つまり、ヨガ時間は捻出出来ても、人生のニュートラルがちゃんと出来なかった今週(;^_^A!

 

ニュートラルであることは案外、変股症リハビリにも人生にも、そしてもちろん仕事にも通じる最もシンプルにして最も難しく、実は果てしなく奥が深い永遠の目標なのではないだろうか。すべてにまだまだな私は、来週からまた精進するのみだと、昨日のPT先生とのリハビリでの会話を振り返りつつ、気持ちを新たにしています。

 

☆ 今日はお休みだったので、PT先生に再チェックしていただいた新・勝負靴《黒》を履いて市街地を買い物。5000歩ぐらいでしたが、スムーズさはイマイチで、痛み指数は1.2~1.3ぐらいでした。前回と違って明らかな内側荷重誘導は感じられませんでしたが、《布草履歩き》を忘れてしまうと前腿外腿にひっかかりや痛みがありました。痛みを感じると、あ!布草履、布草履^^;と思い出し、深呼吸しながら歩様を修正するのを繰り返す感じ。途中から、足の甲の紐が、緩めたつもりでもまだキツイことが分かり、足先が痛くなって来たので(^^;またまたデパートの椅子に座って本格的に靴紐を結び直したりしましたが、それはもう終盤だったので、その後については残念ながらあまりモニター出来ずです。ごく薄いプレート1片の修正でも痛みの部位がかなり変わって来ることを考えると、紐の件は案外大きい要因かと思われるので、もう少し自分で歩行チェックしてみたい気がしました。

 

今月の自分の目標は、勤務しながら庭アーシング時間を毎日1時間取ることに加え、先生にインソール処方していただいた靴を履いて歩くこと!の2点に決めました。その2点を、人生のニュートラルなバランスも意識しつつ、やってみます(^^;/ ちなみにですが帰宅後、前腿、外腿、もしかしたら内腿も軽い筋肉痛ですが、どれも嫌な感じの痛みではなく、運動の後の爽快で健全な筋肉痛的イメージです。

 

☆ 昨日のPT先生のセッションで、足指グーの運動をするのに、長母趾屈筋と長趾屈筋を緩めた状態(足首を伸ばした状態)でやった方が短母趾屈筋と短趾屈筋をより有効に鍛えられる、というメカニズム、先生の丁寧な説明のお蔭でとてもよく理解出来、ばっちりノートにまとめました(*^^)v。で、これは復習的確認なんですが、その足首の状態で、お風呂用器具もストレッチポールハーフも使わずに、エアでやった場合のグーの強さを、今やっている感じで良いか、もう一度チェックお願いしたいです。短母趾屈筋と短趾屈筋の場所が分かって来ると、そこに痛みを感じると嬉しくてつい強くやりたくなっているため(^^;

 

ではまたよろしくお願いします。(と、こうした私信シリーズも、いよいよカウントダウンか?(ToT))

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