台風一過の今日は休みで予定もなかったので、いつもより少しゆっくり起きて時間制限なく庭アーシングヨガした。昨日電車の中で久しぶりに読んだ「ヨーガ本質と実践」という本の最初に、ヨガにおけるリラクゼーションの大切さについてかなり多く書かれてあったこともあり、いつもの基本セッションの間にシャバアーサナ(死体のポーズ)を好きなだけ入れてやってみた。
庭の芝生の上でヨガしたり瞑想したりゴロゴロしたり(?)芝の草取りしたりしながら結局朝8時から10時半まで芝生に居た。最後のシャバアーサナでは身体感覚が無くなって、庭は宇宙だし、身体も宇宙だと感じられたひととき。至福の時間。
週5日9時~5時勤務をすることになった時、最初は何とか時間をひねり出し、帰宅後に週何回かでもアーシングヨガする時間を持ちたいと思ったけれど、おそらく超タイトな生活になるだろうと、それは今考えると悲壮感が伴うド根性の決意だった。それがたまたまその時NHKでやっていた「探検バクモン『突入!ヨガの世界』」という番組を見た後で、全然違う解決策が降りて来た。
仕事の合間にヨガをする時間を探すのではなく
毎朝早起きして仕事より先にヨガをしよう!
と。
だって今の私には、仕事よりもヨガが大事だから(^^;。
そのことに気づいて、優先順位通りの生活を決めたら急に気持ちがすっきり。
で、実際やってみたらあーら不思議。それは全然可能なことだっただけでなく、アーシング朝ヨガで身体と心を整えてからの出勤する方が、そうでない時よりも仕事の集中力が増すことも歴然と分かって来たのだった。まあ早起きするから午後ちょっと眠くなるけど、それは売店までコーヒー買いに行って乗り切る(^^)v 。歩くのも大事よ。
PT先生との第2期リハビリセッションの最終回では「エピローグの秘密」はセッション後に明かすつもりだったのに、何故かPT先生の方からその日に限ってヨガとか恩師PTの話をやたらと振って来られるあたり相変わらずの予知能力すごいなとまた密かに脱帽した。そしてPT先生も、実は前の病院から今のクリニックに移られるきっかけはヨガやピラティスに対する興味だったというお話も伺い、それを最終回に伺ったことは、第2期セッションのエピローグの最後の一文として是非太字で加えないといけないと、後から思ったりした。
「ヨギーニMさんはどこを目指しているんですか?」
その日頭立ちのポーズの話の後でPT先生から聞かれ、その時はとっさに答えられず、そんなこと自分でも考えたことなかったと言ったのだけれど、考えたことないのではなく、既に無意識の領域になったいるだけだと後から気づいた。
ヨガは希望です。
↑恩師PTのそのまた恩師である今村先生がブログに書いて下さった言葉は、言葉なのに私にとっては既に壮大な治癒力を持ったギフトだった。
ヨガは単なるスポーツではなく、よりその人らしい人生を送るための太古の知恵なのだ。ヨガで大事なのは過去でもなく未来でもなく「今」であり、常に今に集中しながら精進するのみなので「目指している」という未来的な感覚を意識しにくいのだけれど、日々希望を持ってヨガ道を行くこと。それが多分、今の私にとって一番心地良い、一番理想的な生活なのでした。