変形性股関節症とヨガ

1)変形性股関節症患者にヨガは可能なのか?

 

変形性股関節症末期で受診した整形外科クリニックで、たまたまリハビリを担当していただいた恩師PT山後先生が、現在のヨガの師・今村奏丈先生の後輩だったという幸運過ぎるご縁からヨガをスタートした私。

 

コロナの影響もあってヨガはますます人気の昨今ですが、そんな中でも変形性股関節症末期から整形外科のリハビリでヨガを始め、それが変股症末期の治療としての成果も上げているという私の現状は、もしかしたら今まだ珍しいケースかも知れません。

 

変形性股関節症患者にヨガは可能か?という問いに答えるとすれば、それは可能です。実際毎日自宅庭でヨガをやってる私が実例です^^;。

 

それ以前の前提として、ヨガは人間が本来持っている様々な生命のチカラを最大限に引き出すために心身に働きかける太古の知恵であり、また高度にシステム化もされているため、おそらくはどんな人にも(もちろん変形性股関節症患者でも)その人に適したヨガの練習というものは必ず存在するはずなのです。

 

2)疾患も個性のひとつ。アーサナの種類の多さでフォロー出来る。

 

師・今村先生によれば、ヨガのアーサナは840万種類もあるそうです。

 

出来ないポーズがあれば、それが出来るようになるための準備ポーズは必ず存在するし、その準備ポーズも出来ない場合は、その前段階の準備ポーズもまた必ずある。この、アサナの層の圧倒的な厚みのお陰で、ひとりひとりが自分のレベルに最適な練習を無理なくこなすことが出来、無理のない練習だから成果が出やすく、成果を容易に自己認識出来るからモチベーションが上がってもっと練習したくなる!という成長の好循環モデルを内包するのがヨガというシステムなのだと私は感じています。

 

そしてその好循環の恩恵はヨガの中だけにとどまりません。今自分が学んでいることは、ヒトが心身両面において、よりその人らしく、より生き生きとした人生を過ごすために必要な普遍的な知恵なのだと日々感じつつ、ヨガを練習する毎日です。

 

3)医学的・解剖学的視点を持つヨガ指導者が求められる時代

 

問題は、個人の疾病歴も含めて判断した上で、その時々のその人に必要なアサナを的確に見極めて提示することが出来るヨガ指導者が、今まだそう多くはおられないかも知れないという点。

 

私の師・今村先生はそれがお出来になるヨガ指導者なので、盛岡に通える方には先生主宰の【スタジオルーツ盛岡】を検索してご相談されてみることをお勧めしますが、私の場合も先生が盛岡を本拠地とされている関係で、ヨガセッションも先生の出張の予定に合わせての不定期開催。そうなるとヨガと股関節不具合の全てを今村先生にお任せというわけにもいかず、古典ヨガをやり始めた当初に変股症的不具合が出た際には相変わらず、長年の主治医PT太田先生に随分と支えていただいたこと、今回ブログを整理しながら再認識しました。

 

ちなみに今現在は今村先生から直接ヨガを教わるようになって早1年以上が経ち、お陰様で身体全体がヨガ仕様に進化して来たのか、日々のヨガ練習とセルフケアだけで、整形外科のお世話にならずとも変股症末期の股関節が維持できるようになっています\(^ω^)/ 

 

というわけで、リハビリでヨガを始めて3年余の私が、個人的感想としてでもここで明確にしておきたいのは、PT太田先生や庭アーシングの恩恵を受けながらにしても、変形性股関節症の私にとって、恩師PT山後先生の導入から始まり、今村先生のご指導の元で行ったヨガは明確に

効果の高い治療方法

だったということです。

 

ヨガの可能性は奥深く、今村先生の師であるマスターも「予防医学としてのヨガ」についてはしばしば言及されていますが、私個人としてはもう一歩進んで、指導して下さる方の力量次第では、ヨガにはヒトの心身の様々な不具合に対する治療効果が期待できるのではないかと考えています。(内科分野での治療効果実体験記事こちらから。)

 

今後今村先生のように、医療的知識も豊富なヨガ指導者が増えて来れば、3分診療&薬漬けの日本の医療の現状も改善されるのではないかと期待するところですし、私自身は自分や家族の健康に不具合が発生した際には、既にヨガを治療の選択肢のひとつとして捉えるようになっています。

 

4)このブログに、何か意義があるとすれば?

 

2018年〜2019年のブログ記事は、私が恩師PT山後先生から教わったヨガを独学で深めながら庭アーシングヨガで少しずつヨガ仕様の身体を作って行く過程での悲喜こもごもな記述、2019年以降の記事は今村先生から古典ヨガを直接教わることで、紆余曲折を繰り返しながらも徐々に変股症の状態を改善させていく過程の記録になっています。

 

そしてその間一貫して伴走してくださったのが、主治医PT太田先生だったことを、今回このブログを整理してみて感謝と共に改めて感じています。2018年はPT太田先生のもとで自分の疾患とその対処法についてひたすら学び、2019年は古典ヨガと理学療法それぞれの叡智を、今村・太田両先生のお力を借りながら、変股な自分の中で少しずつ融合させて行ったという感があります。

 

私はもともと文章を書くのが好きということもあるのですが、太田先生には毎回のリハビリセッション前にお約束の連絡帳のような気持ちでブログをアップさせていただいておりましたし(^◇^;)、今村先生には「メタ認知的視点強化の為に文章化するという行為は大事。書くことは止めない方が良いです。」とご指導を受けたので、自分自身の内省の為にと思って引き続き長々と書いて来ました。

 

私の例は、あまりにも個別的でその情報は直接にはあまり役に立たないものかも知れませんが、変股症末期患者がヨガ道を志して進んで行く際の、3歩進んで2歩下がる、すったもんだの日々の記録(⇦大丈夫!そのペースならばトータルでは必ず前進しますから^^;)は、同じ境遇の同志の方々の、何らかの参考にはなるかも知れません。

 

まずは今回ブログのカテゴリーを原則各1個に整理した際、ヨガと理学療法の両方のカテゴリーに入れざるを得なかった、古典ヨガ+変股+理学療法の融合記事を二つご紹介させていただきますね。まさに融合の始まりです(^◇^;)↓

 

循環を促す(1)

循環を促す(2)

 

さらにご興味がある方は、カテゴリー「ヨガ」や「変形性股関節症と歩行」「理学療法」などをお読みいただき、今現在に至るまでの私の、あれやこれやのすったもんだを、ふむふむと眺めてみてくださいませ。

 

長々と書いて来た過去記事のどれかが、現在変形性股関節症を患っておられるどなたかの「私もヨガを始めてみようかな♪」に繋がるならば、それは私やこのブログサイトにとって、この上なく嬉しいことなのです。

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